2023年11月13日
〇ファストフードとは?
ファストフードとはジャンクフードとも呼ばれ、身体に悪影響を及ぼし、脂肪や砂糖、添加物を多く含み、口にするにはオススメできない食べ物です。
さらに、短期間で調理、あるいは注文してからすぐに食べられる手軽な食事で、fast(迅速、早い)、food(食べ物)という意味を組み合わせたものです。
・例えばどのような食べ物があげられるでしょうか?
ハンバーガー
ピザ
ホットドッグ
カップラーメン
カップ焼きそば
スナック菓子
チョコレート
ドーナツ
フライドチキン
上記のものが普段の食事に頻繁に出てくるのであれば、ジャンクフードの摂りすぎになります。
油や糖を多く含んだ加工食品摂取やファストフードを頻繁に摂取する食生活は、肥満や糖尿病、高血圧のリスクを高めます。
さらに、保存料のなかで有名な安息香酸は、ビタミンCと反応して発がん物質であるベンゼンを発生させます。
ファストフードにも含まれる、精製糖、塩、飽和脂肪酸などの摂取が現代の食事に目立ちます。精製糖や飽和脂肪酸を摂取しすぎると、腸内環境のバランスが崩れてしまい、アレルギー疾患、肥満、ぜんそくに繋がります。
さらに、体内の免疫を低下させるため、体調を崩す原因にも。
そして、塩分が、骨粗しょう症をまねいてしまうなど、骨にも悪影響を及ぼします。
ファストフードの食べ過ぎは、身体を蝕むだけでなく、脳や身体にも影響を及ぼし、うつ病にかかる可能性を高めてしまいます。
ダイエット中は、食べないように意識している方が多い中、手軽で簡単に食べられるファストフードは、まだまだ日常生活から切り離すことができない存在です。
〇日常から切り離すことができない理由は?
・すぐに食べられる
・お箸、フォーク、スプーン等を利用することなく簡単に食べられる
・ドライブスルーでいつでも簡単に食べられる
といった理由があげられ、利便性がいいといった点が大きな理由となっています。
〇しかし、そんなファストフードがよくないと言われる理由とは?
・油で揚げている食べ物が多い
同じ油を利用しているため、酸化しています。酸化は体内で活性酸素が発生し、過剰な活性酸素の産生は、老化やガンの原因になります。
・糖質が多い
一食で一日の摂取量を簡単に超えてしまう事も。また、体内で起こる糖化も、老化を進めてしまいます。
・保存料の使用
加工や保存を目的として多量に使用されています。
・高カロリーなものが多い
ケチャップやマヨネーズなどの味が濃い調味料が使用されているものが多いです。
〇どうして身体に悪いと分かっていながらも辞められないのか?
ファストフードを食べることで、脳に快楽をもたらし、依存症に陥るため回避することが難しくなってしまいます。さらに、糖は麻薬と同じ刺激を与えることも理由の一つです。
さらに、安価で利便性が高いこともあげられます。
食材を買って調理する方が費用も高額になるため、日常的にファストフードを避けられなくなっていることも問題です。
〇それでも避けられないファストフードと上手に付き合っていくために、注意したいこと
・全粒粉を選ぶ
米でいうところの、玄米を指します。
通常の小麦よりも食物繊維が多く、ビタミンやミネラルも多く含まれます。
しかし、お店によっては全粒粉と唱っていても、強力粉と混ぜているところもあるので、注意が必要です。
・一緒にサラダを注文して
揚げ物ばかりで食事を済ませるのではなく、サラダなど低カロリーなものを一緒に食べることも大切です。
・飲み物は無糖又は、お茶で
血糖値が一番早く上がるのは、咀嚼をせずに一気に体内に入る飲料水です。
せめて、飲み物は、お茶や無糖なもので抑えましょう。
~最後に~
現代の社会において、ファストフードはまだまだ切り離せない存在です。
忙しい毎日に手軽に食べられるファストフードですが、脳や身体に及ぼす影響をしっかりと、理解しながら、うまく付き合っていくことが大切です。
しかし、ご自身の健康を一番に考えるのであれば、ファストフードは摂らないことが、望ましいです。
中毒性があり、すぐに辞めることは難しいですが、少しずつ頻度を減らし、手作りのごはんを食べるようにしましょう。
これから、クリスマスや年末の食べ過ぎが懸念され、気を付けなければならない時期ですので、ご自身の身体に摂り入れる食のことを理解し、良い健康生活を送れるようにしましょう。