メニエール病
2023年08月9日
〇メニエール病とは?
内耳のリンパ液が増えて、平衡感覚や聴覚に影響する病気です。
男性であれば、30代~40代に多く、女性であれば30代~50代に多く見られます。
〇原因
原因は不明とされてますが、顎関節症の障害によるものが多いです。
その他の原因として
・ストレス
・睡眠不足
・疲労
・気圧の変化
・几帳面などといった性格も関係してきます。
〇症状
・耳詰まり
・聞こえにくい
・吐き気、数分から数時間の発作
・回るようなめまい
(寝ているときに天井がグルグルするようなめまいは、自律神経失調症が疑われます。
立っていて、天井がグルグル回りふらつくようなめまいは、メニエール病である可能性が高いです。)
〇治療
主に、発作を予防するため薬物療法・食事療法が行われます。
しかし、重症化すると手術になることもあります。
メニエール病は、主に鍼でツボを刺激しさらに手技を併用して改善していきます。
手技で耳の中に空気を送り、鼓膜に振動を与えると耳の裏にある音を伝えるための骨を通して、内耳に伝わり、流れが停滞して、圧が高くなっていた内リンパ液の循環が改善されます。そこに鍼でツボを刺激し、症状が改善されるように導きます。
当院では、顎関節症が原因である可能性も視野に入れて、触診した後、鍼灸を通してツボを刺激し、さらに整体で緊張している筋肉をほぐし、緩める施術で改善していきます。
また、当院は食事指導も行っております。
メニエール病になった場合、塩分の多い食事は控えましょう。塩分を摂りすぎると体内で塩分濃度を調整するために水分がたまりやすくなります。結果、内耳に水分がたまりやすい可能性を高めてしまいます。
もしお困りの方がいらっしゃいましたら是非一度当院にお問い合わせくださいね。