五十肩について~肩関節の痛みと運動制限~
2022年06月21日
最近、肩が急に痛くなって夜も眠れない。
肩が痛くて動かせないなどの症状が出ている方はいらっしゃいませんか?
もしかしたらその痛み五十肩かもしれません。
五十肩は自然に治るだろうと思って症状を放置としていると
後遺症が残る可能性があります。
今回はそんな五十肩の紹介をしていきます。
五十肩とは?(肩関節周囲炎)
肩関節の周囲にある組織(筋肉、靭帯、関節包)が炎症を起こして、
それが原因で痛みが出ている状態のことを五十肩(肩関節周囲炎)といいます。
50歳代に多いから五十肩と呼ばれていますが
30歳代~40歳代の方にも見られます。
症状は時期によって変わりますが
一番の特徴は肩周辺の痛みと肩が挙がらない、この二つがあげられます。
症状の時期はそれぞれ急性期、慢性期、回復期と分かれていて、
急性期は肩を動かすとき時だけでなく、安静にしていても痛みがあり、
夜間も痛みが出現します。
慢性期は急性期より痛みは軽減するが、肩の可動域制限が残ります。
回復期は肩の痛みも可動域制限も軽減して、回復していく段階です。
症状を放置してしまうと肩が挙がらなくなる、
痛みが残りじっとしていても痛みが残るという
日常生活に支障が出るような後遺症が残る場合があります。
急性期の肩の痛みが強く炎症が起きている時は冷やす方がいいのですが、
炎症が収まった後は温めることが大切です。
お風呂で温めたり、痛みが出ない範囲で適度に運動をして頂くことが効果的です。
自宅でできるトレーニングを紹介します
1.立った状態で腰と同じ高さの台に痛くない方の手を置き、少し前かがみになります。
2.痛い方の手で重さ約 1㎏の重りを持ちます。(なければ500mlのペットボトルなどでも可)
3.その状態で肩の力を抜いて、痛い方の手を前後、左右、手首を回転させるように動かします。
これを10~30回を目安に痛くない範囲で行います。
※肩の痛みが強い時、炎症がある時は無理にしないで下さい。
五十肩は誰にでも起こる可能性があります。
放置していると症状が長引きやすくなるので、気になることがあれば
早めに医療機関に行くことをお勧めします。
また、
当院では肩の筋肉をやわらげ炎症を抑えやすくする鍼、
身体のバランスを整える整体などもあります。
五十肩は早めの対応で治りが早くなるので
お困りの方がいらっしゃいましたら一度ご相談ください。
もちろんこの他の症状でお困りの方も一度ご相談ください。
お電話、ご来院お待ちしております。(*^^*)
滋賀県、湖北(長浜市、米原市、彦根市)からも、たくさんご来院頂いています!